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NVDIA「Jetson Orin Nano 開発者キット」の環境を構築 記者:早川喜太


目次


  1. はじめに

  2. Jetson Orin Nanoについて

  3. SSD増設

  4. OSインストール

  5. 画面起動

  6. 感想


はじめに


Jetson Orin Nanoの開発者キットを入手しました。 本記事では、開発者キットの環境構築の様子を簡単にご紹介します。


Jetson Orin Nanoについて


Jetson Orin Nano は、NVIDIA社が販売するシングルボードコンピュータ(Single Board Computer)です。


Jetsonシリーズは、NVIDIA社が販売しているエッジコンピュータで、 GPUを搭載することにより、AIや機械学習を高速かつ効率的に処理することを可能にします。 Jetson Orin Nanoは、数あるJetsonシリーズの内、Jetson Nanoというエントリーレベルのモデルをベースに、最新の世代のGPUを搭載し、パフォーマンスを大幅に向上させたモデルです。


「Jetson Orin Nano」が単体のモジュール(SoM:System on Module)を指しているのに対し、「Jetson Orin Nano 開発者キット」というのは「Jetson Orin Nano」モジュールにHDMI2.0やEthernet、USB3.0等のコネクタをもつインターフェース基板を取り付けたものを指します。


SSD増設


Jetson Orin Nanoには、16GBのeMMC が搭載されています。エッジ端末として必要な機能を持たせるだけであれば容量は問題ないことが多いのですが、今回は開発用途で考えているので、NVMe M.2SSD(250GB)を取り付け、ストレージを増設することにします。


ネジが固くてネジ山をつぶしてしまわないか不安でしたが、何とかなりました。


OSインストール


よくあるJetsonのセットアップ方法では、microSDカードにOSを焼く方法がとられますが、今回は増設したSSDにOSをインストールします。 以下を準備します。


  1. ホストPC (デスクトップPCやノートPC、OSはUbuntu18.04か20.04)

  2. USB-Type-C ケーブル

  3. ジャンパーピン


詳細は割愛しますが、UbuntuがインストールされたPCを用意し、 ジャンパーピンを購入(一般人は持っていないと思います)、 SDKManagerインストールのためにNVIDIAのアカウント登録と、組み込み系の機器の取り扱いに慣れてない方には少々敷居が高い作業が必要となります。 実際にOSのインストールを試みた際、Jetsonが認識しなくなる現象が何回か発生しました。ケーブルの接触が悪かったのかもしれません。OSインストールが成功するまで何度か試行しました。

画面起動


JetsonのDisplayPortとモニターを繋げて、Jetsonを起動します。


うまくいきました。壁紙がかっこいいです。


感想


Jetson Orin Nano自体の価格が思っていたよりも高かったので、些細なミスで壊してしまわないように十分気を付けながら作業を進めました。 途中、OSインストールがうまくいかないことには焦りましたが、何とか無事に作業を終えることができてホッとしました。 Jetsonのような組み込み機器に対する知識が足りていないので、勉強を進めながら着実に作業を進めていきたいです。

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