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AMRの停止位置はなぜ違う?2D・3D LiDARで見る自己位置精度の仕組み
AMR導入でよく聞く質問:停止位置精度とは AMR導入を検討する際、多くの現場でよく聞くのが、「AMRの停止位置精度はどれくらいか」という質問です。ここでは自己位置精度について、2D LiDARと3D LiDARの比較を通じて分かりやすく紹介します。 2D LiDARの場合:平面上の三角測量 2D LiDARは三角測量で例えられる 自己位置の計算は、「今のLiDARが見ている景色と持っている地図がどれくらい一致しているか」を確率的に計算していると紹介しました。 2D LiDARの場合は、平面上の限られた点(特徴点という)で「三角測量」をしている状態です。特徴点は、走行時の振動やセンサーの精度によって、作った地図にもLiDARで景色にも誤差が含まれます。この誤差が重なると完全に一致する「三角形」が存在しなくなります。従って緩やかに一致しているところを自己位置とする、という閾値の設定が必要になります。これが2D LiDARの場合に自己位置精度が落ちる理由になります。 極端な例として、3点のみで自己位置を計算している下の図のような場合ですと、特徴点とな
3月4日


信州産学みらい共創会「AI+IoT実践講座」にて低コスト・簡単導入のAMRソリューションを発表
一般社団法人 信州産学みらい共創会が主催する「AI+IoT実践講座 ~スマートファクトリーの実現に向けて~」に登壇させていただきました。本講座において、弊社は製造現場の搬送課題を解決する自律走行搬送ロボット(AMR)の最新モデルとして、その導入の容易さと総コストパフォーマンスを紹介させて頂きました。 ■イベント開催の目的 本講座は、長野県内の製造業をはじめとする企業を対象に、AIやIoT技術を活用したスマートファクトリーの実現を支援することを目的として開催されました。現場が直面する労働力不足や技術継承の課題に対し、最新の自動化・省人化技術を具体的に提示し、企業の利益に直結するDX推進を後押しする場となっています。 ■当社の発表内容:家電のように手軽なAMR 弊社からは、ソフトウェア開発を主体とする企業ならではの視点から開発されたAMRを紹介させていただきました。 圧倒的な導入コストの低減: 弊社は298万円(エントリーモデル)という価格でAMRを提供、ライセンス料が不要で、ユーザー自身でセットアップが可能なため、工事費等の付帯費用も抑えられます。
3月3日


ライントレーサー・AGV・LiDARを徹底比較|搬送ロボットの仕組み入門
工場や倉庫で使われる無人搬送車には、AGVやAMRといった種類がありますが、「何が違うの?」と聞かれることも少なくありません。今回は、搬送ロボットの“位置検出方法”に注目し、代表的な3方式、ライントレーサー方式、AGV(磁気誘導)方式、LiDAR方式の違いを分かりやすく解説します。 ① ライントレーサー方式(床の線を追いかける) 最もシンプルなのが、床に貼ったテープや塗装ラインをセンサーで読み取り、その線に沿って走行する方式です。いわば「決められたレールの上を走るガイド走行」にあたります 筆者が以前、小学生・中学生向けのロボットを使ったプログラミングの教室に携わったことがあり、その時の記事をもとに紹介させていただきます。 レールを認識するためのセンサーとして、赤外線センサーを使います。センサーは反射光の強弱を数値で表示できるようになっています。当時は白い紙の上の黒いラインをトレースするという動かし方のため、白い紙と黒い線の反射光の値を測定し、平均値を計算します。この平均値をしきい値として使います。 赤外線センサーの使い方 出展:...
3月3日


AMR(搬送ロボット)導入検討時によくある現場の声と、安全設計の考え方
AMR導入を検討する際、多くの現場で共通して挙がるのが「安全には止まってほしいが、そのたびに人が呼ばれる運用は避けたい」という声です。 食品工場やクリーニング工場のように、搬送距離が長く且つ人や台車が頻繁に動く環境では、通路状況は常に変化します。安全性と運用効率を両立するためには、単に止まる機能だけでなく、状況に応じた判断と復帰の仕組みが重要になります。 ここでは、当社AMRが備える安全制御の考え方を、実際の動作動画に沿ってご紹介します。 ① 障害物検出距離を設定できるUIの紹介 工場によって通路幅や人の動きは大きく異なります。そのため、安全距離は固定ではなく、現場に合わせて調整できることが重要です。検出距離を適切に設定することで、過度に止まりすぎることを防ぎつつ、安全を確保した運用が可能になります。 障害物センサーの停止距離設定項目 ② 遠方の障害物を回避する ロボットが十分な距離で障害物を検知した場合、停止するのではなく、回避経路を選択して走行を継続します。 通路の一部が塞がれている場合でも、迂回可能であれば自律的に判断して走行を続けるため、
2月21日


カゴ台車をAMRでリフトアップ搬送する際の注意点
カゴ台車をAMRでリフトアップ搬送する際の見落としがちなポイントと対策 近年、物流現場や製造現場において、AMR(自律走行搬送ロボット)によるカゴ台車搬送の導入が進んでいます。本記事では、 カゴ台車をAMRでリフトアップ搬送する際に見落とされがちなポイントと、その対策 についてご紹介します。 リフトアップ搬送時に起こりやすい課題 カゴ台車をリフトアップした状態で走行させる際、 カゴ台車のタイヤが床面に接地してしまう ケースがあります。この状態では、タイヤと床との摩擦によりカゴ台車が大きく振られ、走行安定性が著しく低下します。安全かつ安定した搬送を実現するためには、 カゴ台車を完全に浮かせた状態で走行させること が重要です。 リフトアップの前提条件 リフトアップを確実に行うためには、 AMRの天板がカゴ台車の床下に正しく入り込むこと が前提となります。今回対象とするカゴ台車では、床下にある梁部分をAMR天板で確実に支持する必要があり、適切な位置関係での運用が求められます。 AMRのリフトアップ天板とカゴ台車の床板の位置関係 実は重要な「床板高さ」の
1月29日


「家電」のようなAMR - 使い方のご紹介
はじめに もし搬送ロボットの導入が、新しい家電を買うのと同じくらい手軽になったらいかがでしょうか? 多くの企業にとって、AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)による自動化には、複雑なシステムインテグレーションの課題がありました。業者との調整、工事、ライセンス等の運用コスト、また走行ルート変更のたびに業者に依頼しなければならず、運用総コストが導入をためらう理由になっています。 当社のAMRは、ライセンス等の運用コストは不要、エンジニアによる複雑な工事を必要としません。ユーザー自身がタブレット端末やパソコンを使用して、地図作成や走行ルートの設定(タスク化)を簡単に行うことができ、家電のように「ポン付け」ですぐに使い始めることが可能です。 今回はその「家電のような」使い方について改めて紹介したいと思います。 使い方 マップ作成 画面のコントローラーまたはリモコンでAMR本体を動かして、運用する環境の地図を簡単に作成することができます。 マップ作製 マップ編集 作成したマップは、編集ツールを使って簡単に編集することができます。 マップ編集
1月26日


YOKOIDO R&Dセンタ開設のお知らせ
当社は、AMR(自律走行搬送ロボット)事業の拡大および技術開発力のさらなる強化を目的として、「〒 463-0086 愛知県名古屋市守山区永森町246 B号室」に新たに R&Dセンタ を開設いたしました。 本R&Dセンタでは、設計・開発から検証・導入・保守までを国内一貫体制で行う当社の強みを活かし、実環境を想定した走行検証やデモンストレーション、お客様との技術ディスカッションを行える拠点として整備しました。 今後は本センタを中核拠点として、技術革新を加速させるとともに、お客様の現場課題に即した価値提供を一層強化してまいります。 YOKOIDO R&Dセンター 駐車場がございますので、お車でもご来場いただけます。 YOKOIDO R&Dセンター 駐車場 R&Dセンタ(名古屋)拠点紹介・アクセス <所在地> 〒463-0086 愛知県名古屋市守山区永森町246 B号室 [公共交通機関でお越しの場合] ・JR名古屋駅 からJR中央本線(普通・区間快速 ※区快のみ。快速は止まりません。※乗車時間約15分)で 「新守山駅」より徒歩約13分(約0.9km) ・
2025年12月15日


AMRの家電化(脱システム) - 中西電機工業様とAMR勉強会を開催しました
このたび、東海エリアを中心に産業機械・FA機器・電機製品を幅広く取り扱う技術商社、 中西電機工業株式会社様 とご縁をいただき、自立走行搬送ロボット(AMR)に関する勉強会を開催しました。当日は現地とWeb合わせて約30名の方々にご参加いただきました。 AMR勉強会の様子 勉強会実施の背景 多くの企業にとって、依然としてAGV(無人搬送車)やAMR(自立走行搬送ロボット)による自動化には高いハードルが存在します。 今回の勉強会は、自社でシステムインテグレーションを手がけ現場を熟知されている中西電機工業様の力をお借りしながら、当社のAMRがその課題にどのような視点で解決策となり得るのか、共同で作成していきました。 AMR勉強会の内容 はじめに、マクロ環境の変化について触れてさせていただきました。機器連携を前提とする自動化テクノロジーの領域では、PLC 中心の制御からソフトウェア制御へ、さらにコンシューマー(2C)領域ではノーコード化によりユーザー自身が設定を行える環境が整いつつあります。当社も、こうしたマクロトレンドに沿った開発を推し進めてきました。
2025年11月28日


AMRのセットアップと運用方法のご紹介
当社のAMRエントリーモデル 「YL-180」 のセットアップ事例をご紹介いたします。 実際の導入の流れを記事にまとめましたので、皆さまの現場での運用イメージを膨らませていただければ幸いです。 1. 事前準備と現場確認 導入にあたっては、まず...
2025年9月5日


長野三菱電機機器販売様とAMR勉強会を開催しました
このたび、長野県を中心に産業機械・FA機器・電機製品を幅広く取り扱う技術商社、 長野三菱電機機器販売株式会社様 とご縁をいただき、自立走行搬送ロボット(AMR)に関する勉強会を開催しました。5拠点をオンラインでつなぎ、現地とWeb合わせて約30名の方々にご参加いただきました...
2025年8月22日
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