【ご報告】JAAS主催「イノベーションユース」season4 に当社・越後がメンターとして参画します
- Echigo Takumi
- 7月19日
- 読了時間: 3分
更新日:7月23日
NPO法人 日本科学振興協会(JAAS)が主催する育成型プロジェクト「イノベーションユース」season4(2025年度)が、いよいよスタートいたします。
本プロジェクトは、「探究心で未来を照らす」「好奇心に火をつける」ことを目的に、10代の研究マインドを育むことを目指した取り組みです。このたび当社の越後が、未来の研究者たちを支援すべく、メンターの一員として参画する運びとなりましたので、ご報告いたします。

■ イノベーションユースとは
「イノベーションユース」は、10代の個人またはグループが、自らの興味・関心や問題意識に基づいた研究テーマに取り組み、その“イノベーションの種”を育てることを目指すプログラムです。ファーストステージ(書類選考)を通過した参加者は、プロの研究者、教育関係者、実業家など多彩なキャリアを持つメンターとともに、研究の中間発表(セカンドステージ)や最終発表(ファイナルステージ)に向けて、着実にステップアップしていきます。
今年度は第4回目の開催となります。
「イノベーションユース」season4(2025年度)
■ プログラムの核となる「3O+i」の考え方
目的の一つに「3O+i」を育むこととしています。研究を進める上で大切なのは、日常の事象を自分なりの観点で捉え直す「みる(Observe)」、その本質に迫るために仮説を立てて検証する「ほる(Overhaul)」、本質を踏まえて課題解決のアイデアを考える「うむ(Output)」という3つのプロセスです。これらを繰り返した先に「イノベーション」が起こると考ています。「みる・ほる・うむ」は研究職のみならず、すべての仕事や活動に必要な将来にわたって重要なスキルとなります。

■ 越後の取り組みとこれまでの支援事例
当社の越後は、「3O+i」を通じて生まれた若者たちの研究成果が、実社会においてどう展開・実装されるかを伝えることを重視しています。研究の「社会実装」を後押しし、まさに“イノベーションの離陸”をサポートしていく所存です。
これまでもJAASの理念「日本の科学を、もっと元気に。」に共感し、以下のような活動に協力してまいりました。
■ 支援事例:「徳島ロボットプログラミングクラブ」への協力
徳島大学 人と地域共創センターが主催する「徳島ロボットプログラミングクラブ」では、小学生〜中学生がプログラミングを学び、ライントレーサーを制作しました。
ライントレーサーと同様の制御構成を持つAMR(自律走行搬送ロボット)を題材に、どのように社会で活かされているかを紹介し、子どもたちの好奇心と実社会の接点をつくる取り組みを行っています。

■ 日本科学振興協会(JAAS)について
日本科学振興協会(JAAS:Japanese Association for the Advancement of Science)は、「日本の科学を、もっと元気に」を合言葉に、2022年に設立された非営利団体です。
研究者、学生、教育関係者、科学に関心のあるすべての人々が分野をこえてつながり、学び合い、情報を発信できる“場”づくりを推進しています。若手研究者の応援や、社会と科学の距離を縮める取り組みを幅広く展開中です。
今後も当社は、次世代を担う若い探究者たちの成長を応援し、社会との橋渡し役を担ってまいります。
