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AMRの家電化(脱システム) - 中西電機工業様とAMR勉強会を開催しました

  • 執筆者の写真: Echigo Takumi
    Echigo Takumi
  • 18 分前
  • 読了時間: 3分

このたび、東海エリアを中心に産業機械・FA機器・電機製品を幅広く取り扱う技術商社、中西電機工業株式会社様とご縁をいただき、自立走行搬送ロボット(AMR)に関する勉強会を開催しました。当日は現地とWeb合わせて約30名の方々にご参加いただきました。


AMRの家電化(脱システム) - 中西電機工業様とAMR勉強会を開催
AMR勉強会の様子

勉強会実施の背景

多くの企業にとって、依然としてAGV(無人搬送車)やAMR(自立走行搬送ロボット)による自動化には高いハードルが存在します。

今回の勉強会は、自社でシステムインテグレーションを手がけ現場を熟知されている中西電機工業様の力をお借りしながら、当社のAMRがその課題にどのような視点で解決策となり得るのか、共同で作成していきました。


AMR勉強会の内容

はじめに、マクロ環境の変化について触れてさせていただきました。機器連携を前提とする自動化テクノロジーの領域では、PLC 中心の制御からソフトウェア制御へ、さらにコンシューマー(2C)領域ではノーコード化によりユーザー自身が設定を行える環境が整いつつあります。当社も、こうしたマクロトレンドに沿った開発を推し進めてきました。


制御方法の移り変わり
制御方法の移り変わり

AMRの導入時にはAGVが比較対象にされることがあります。当社も導入経験がありますが、AGVのセットアップには、制御盤の電気回路設計・制御ソフト作成・施工工事など搬送ロボット本体以外の導入コストがかかります。またレイアウト変更に伴って地図やコースの修正が必要となり、その都度SIerのサポートが不可欠でした。


AGV・AMRの違いについて
AGV・AMRの違いについて

当社のAMRは同一ネットワーク内にいれば、接続可能な複数の端末で同時に操作することができます。お客様自身が地図作成・コース設定・走行管理まで行えるユーザーインターフェース(UI)を標準搭載しており、追加費用を必要とせず、いわば“ポン置き”で導入できる点が大きな特徴です。これにより導入から運用までの総コストを大きく圧縮できると考えています。


お客様で設定できるAMRのUI
お客様で設定できるAMRのUI

次に、既存インフラとの機器連携の変化についても重要なポイントです。従来、エレベーターや自動ドアが追加される場合には、中継盤の追加が必要でした。操作盤と同様に電気回路設計・制御ソフト作成・施工工事など追加の導入コストがかかっており、これが時にはプロジェクト全体の費用や期間を押し上げる要因となっていました。しかし、経済産業省が推奨する標準規格に対応したルーターの登場により、ネットワーク機器を接続する感覚で機器連携が実現でき、価格体系も透明化されつつあります。


出展:ロボットフレンドリー施設推進機構(RFA)
出展:ロボットフレンドリー施設推進機構(RFA)


ワークショップ

後半は参加された皆様に、実際にAMRを手に取って操作していただきました。会議室全体の地図づくり、コースづくり、実際の走行を試していただき、セットアップまでの手軽さを感じて頂きました。


AMRを実際に操作している様子
実際に操作している様子

当日の様子を1分程度にまとめた動画を作成いたしました。最後のほうに実際に操作をされた方の感想もいただいておりますので、ぜひ見て頂けますと幸いです。



今後の取り組み

今回の勉強会でのキーメッセージは「脱システム」による自動化のハードル低減でした。言い換えると、“工業用ロボットの家電化”の流れを加速させる取り組みであります。当社は今後もその実現に向けて尽力してまいります。


中西電機工業株式会社

東海エリアに13ショールームを設置、東海エリアの製造現場で加速する 「ファクトリー・オートメーション」 を支える総合技術商社です。


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