開発中のWebUIを公開|AMRによるカゴ台車搬送のセットアップ手順を紹介
- YOKOIDO編集部

- 19 時間前
- 読了時間: 4分
AMR(自律走行搬送ロボット)の導入では、「セットアップが難しそう」というイメージを持たれることが少なくありません。
YOKOIDOでは、「家電のように導入できるAMR」をコンセプトに、専門知識がなくても直感的に操作できるWebUIの開発を進めています。
今回は、お客様にご協力いただき、開発中の新しいWebUIを使用したカゴ台車搬送AMRのセットアップの様子を撮影・公開いたします。(お客様より撮影・公開の許可をいただいております。)
本記事では、実際の現場で行ったセットアップ工程をご紹介します。
WebUIで行ったセットアップ内容
今回のセットアップでは、以下の作業をすべてWebUI上で実施しました。
地図作成(マッピング)
走行コース作成
テスト走行
地図編集
コース編集
各種パラメータ変更
マルチ運転設定
現場で実際にAMRを走行させながら調整を行い、お客様の運用に合わせて最適な状態へセットアップしています。
※今回の撮影では、タスク作成画面など一部の操作画面は撮影できておりません。今後、詳細な操作方法についても順次ご紹介していく予定です。
① 地図作成(マッピング)
最初にAMRが自己位置を認識するための地図を作成します。
LiDARで周囲の環境を認識し、工場内のレイアウトを地図として登録します。
従来は専門的なツールを使用するケースもありましたが、YOKOIDOではブラウザから操作できるWebUIにより、より分かりやすいセットアップを目指しています。
② 走行コースの作成
作成した地図上に搬送ルートを設定します。
目的地や経由地点を登録し、お客様の搬送フローに合わせたコースを作成します。
レイアウト変更があった場合も、必要に応じてルートを見直すことができます。
③ テスト走行
設定したコースをAMRが実際に走行し、動作を確認します。
この段階では、
自己位置推定
走行ルート
停止位置
障害物回避
などを確認し、必要に応じて調整を行います。
④ コースの調整
AMR単体では問題なく走行できても、カゴ台車を搬送すると搬送物のサイズや重量の変化により、最適な走行条件が変わることがあります。
そのため、
コースの修正
障害物センサー距離
AMRの自己サイズの変更
を行い、実際の搬送環境に合わせて微調整します。
現場ごとに最適な設定へ仕上げることで、より安定した搬送を実現します。
⑤ 地図の調整
AMR単体では問題なく走行できても、搬送する台車のサイズや重量の変化により、走行条件が変わることがあります。
そのため、通行可能な地図の編集を行い、実際の搬送環境に合わせて微調整します。
現場ごとに最適な設定へ仕上げることで、より安定した搬送を実現します。
⑥ パラメータの設定
AMRの運用環境に合わせて各種パラメータを変更できます。
走行速度や警告音の音量、ウィンカーの輝度などを調整することで、工場や物流現場ごとの安全基準や運用ルールに合わせた設定が可能です。
⑦ マルチ運転の設定
1つの地図に対して複数の搬送ミッションを登録できます。
例えば、「製造ラインから保管場所」「保管場所から出荷エリア」など、用途ごとに異なる走行ルートを作成し、必要に応じて切り替えて運用できます。
最後に実際のカゴ台車を搬送し、一連のセットアップが適切に行われていることを確認します。
開発中のWebUIを公開した理由
YOKOIDOでは、「AMRは専門家だけが扱うもの」という考え方ではなく、「現場の担当者が扱える搬送設備」を目指しています。
そのため、誰でも分かりやすく操作できるWebUIの開発を進めています。
今回公開した画面は開発中のものですが、実際のお客様環境で評価を重ねながら改善を続けています。
今後も、より導入しやすく、運用しやすいAMRを目指して機能を拡充していく予定です。
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