カゴ台車搬送時の揺れを抑えるには?AMR天板オプションによる搬送安定化をご紹介
- YOKOIDO編集部

- 14 時間前
- 読了時間: 3分
要旨
カゴ台車をAMRで搬送する際、停止位置精度だけでなく「搬送中の安定性」も重要なポイントになります。
一見同じように見えるカゴ台車でも、底面構造はメーカーや種類によって異なり、AMRとの接触状態が変わることがあります。
今回は、カゴ台車搬送時の安定性を向上させるために開発した「天板オプション」と、その効果をご紹介します。
カゴ台車はメーカーによって底面構造が異なる
以前ご紹介した「カゴ台車搬送」の記事でも解説したように、カゴ台車の底面には強度を確保するための梁(フレーム)が設けられています。
しかし、この梁の位置や本数はメーカーや機種によって異なり、必ずしも同じ構造ではありません。
▶ 関連記事:「カゴ台車をAMRでリフトアップ搬送する際の注意点」
そのため、同じAMRでも、載せるカゴ台車によって接触状態が変わることがあります。
天板サイズによってはぐらつきが発生することも
標準仕様のAMR天板では、多くのカゴ台車に対応できるサイズとなっています。
しかし、一部のカゴ台車では梁が2本だけで天板に接触する状態となり、
台車底面の反り
梁の高さのばらつき
製造誤差
などが重なると、やじろべえのようにわずかにぐらつく場合があります。

実際の運用では荷物を積載すると重量によって安定するケースも多くありますが、荷物が少ない場合や空台車の搬送では影響が現れやすくなります。
現場に合わせて天板オプションをご用意
こうした現場ごとの違いに対応するため、YOKOIDOでは天板の支持面積を広げた天板オプションをご用意しています。
支持面積を広げることで、より多くの梁を支えられるようになり、台車との接触状態が安定します。

すべての現場で必要となるオプションではありませんが、搬送物やカゴ台車の種類に応じて選択いただけます。
実際に天板オプションを装着して走行してみました
今回は天板オプションを装着した状態で、リモコン操作による走行を行いました。
荷物を載せていない軽い状態でも、カゴ台車が大きくぐらつくことなく、一定の安定性を保って走行できることを確認しています。
実際の運用では、
積載重量
重心位置
カゴ台車の種類
床面状況
などの条件によって結果は変わりますが、天板サイズを現場に合わせて選択することも、搬送品質を高める有効な方法の一つです。
搬送品質はAMRだけで決まるものではありません
AMRは高い走行性能を持っていますが、搬送品質はロボット本体だけで決まるものではありません。
搬送対象となる台車や治具、搬送物との組み合わせを最適化することで、より安定した搬送を実現できます。
YOKOIDOでは、標準仕様だけでなく、現場に合わせたオプションや改善提案を通じて、お客様の運用に最適な搬送環境をご提案しています。
まとめ
カゴ台車搬送では、カゴ台車自体の構造が搬送安定性に影響することがあります。
今回ご紹介した天板オプションは、そのような現場ごとの違いに対応するための一つの方法です。
YOKOIDOでは、AMR本体の性能だけでなく、搬送対象や現場環境も含めたトータルな視点で、導入しやすく運用しやすいAMRをご提供しています。
